競輪選手になるための受験用ホイールの タイヤ貼替のご依頼です
シームレスタイヤタイヤを剥がしたリムに付いた古いのりを除去 奥のホイールは未除去
競輪選手受験には JKA(競輪主催団体)の定められたパーツ・フレーム(NJS認定)のみでしか 受験出来ないのですが
ホイールも ハブ・スポーク・リム と認定部品を手組で組み付け 本人の体格・脚質に応じてスポーク張力を変えて 組み付けているんですよ
ホイールのバランス取りスポークの張力測定 ホイールのセンター出し
持ち込まれたホイールは 少し使用感がありましたので 古いタイヤのリムセメントを剥がした後(これが手間のかかる作業)に リムの横ぶれ修正やスポーク張力が弱くなっていたので修正しました
リムセメントを塗りタイヤ装着 塗りの甘い部分を再度筆で塗り直し
あとは 認定タイヤ シームレスタイヤ(チュウブラタイヤ形状)を 専用リムセメントで貼り付けて完成です
試験は 100分の1秒のタイムを争いますので 同じパーツを使用していたとしても ホイールの組み方(スポーク張力など)次第で タイムが変わってくるシビアな世界なんですよ
タイヤ張替え完了
条件を統一するため 試験用・プロ競輪選手も同じパーツで組んだ手組ホイールが 使われますが 昔のロードレーサーもほとんどが 手組ホイール でした
最近のロードレサーでは ほとんど使用しませんが お気に入りのハブ・スポーク・リム(クリンチャー・チューブラ―)がありましたら
体格や使い方に応じて スポーク張力を変えたり スポークの編み方を変えたりした手組みホイールも なかなか味があって良いもんですよ
特に昔ながらの クロモリ(鉄)フレームなんかには 雰囲気ばっちりですよね
当店で 施工受付中!!